プレス金型の圧力分布をリアルタイムで可視化 アデックが3次元システム開発
株式会社アデック
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アデック(相模原市緑区)は、プレス金型の稼働時に金型全体にかかる圧力分布を、3次元でリアルタイムに可視化するシステムを開発した。プレス機にセンサーを取り付け、圧力分布を色で表示して常時モニタリングする。製品が割れる予兆や異常を早期に捉え、潤滑油の塗布や金型メンテナンスのタイミングを判断するためのデータとして活用する。
異常の早期検知へ測定
プレスマシンのスライドに、独自開発した「圧力検出プレート(PDPS)」を約30個取り付ける。
PDPSには複数のボルトセンサーが組み込まれており、プレス機にかかる圧力をリアルタイムで測定する。取得したデータから金型全体の圧力分布を3次元で可視化し、圧力の違いを色で表示する。
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久野拓律社長は「金型のどの部分にどれほどの圧力がかかっているかが一目瞭然になります」と説明する。
開発には、プレス金型設計を手掛けるクライムエヌシーデー(相模原市南区)が協力した。
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潤滑油の塗布タイミングの判断にも活用
プレス製品の加工では、加工状況に応じて定期的に潤滑油を塗布する。油量が多ければ工場の汚れやコストにつながる一方、少なければ製品が割れて不良品が発生する可能性がある。
同社によると、こうした塗布量やタイミングの判断には、職人の経験や勘に頼る部分があったという。
新システムでは、取得した圧力データを分析することで、潤滑油を塗布する適切なタイミングの判断に活用できるとしている。また、圧力分布を示す色の変化を継続してモニタリングすることで、製品が割れる予兆を捉え、異常の早期発見や金型メンテナンスの判断にもつなげる。
システムのソフトウェア部分はEiiテックソリューションズ(東京)が開発した。
アデックは今後、プレス機械を使用する工場にシステムを提案していく。ソフトウェアの価格は70万円台から。年間5社の採用を目指している。
企業情報
- 企業名
- 株式会社アデック
- HP
- https://addq.co.jp/
- 住所
- 相模原市緑区西橋本1-26-11-2




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