天幸物流、多角化で飲食事業を拡大 不動産の物件情報活用、店舗を育成の場にも
株式会社天幸物流

総合物流業の天幸物流(神奈川県厚木市)は、多角化戦略の一環として飲食事業を拡大している。自社の不動産事業で蓄積した物件情報を出店候補地の選定に活用し、ラーメン店や焼き鳥店、居酒屋などを運営。2026年度に10店舗体制、部門売上高4億円を見込む。飲食店舗での顧客対応を新人・若手社員の育成にも生かす考えだ。
直営、事業譲受、FCで拡大
天幸物流は2025年2月、伊勢原市内に直営の焼き鳥店「すみ火 まるてん」をオープンし、飲食事業部を本格始動させた。
その後、東京・戸越銀座の「麺や 美風」、「貝出汁らぁ麺 海美風 浅草店」、相模原の居酒屋「粋」の各店舗の事業を譲り受けた。

同年9月には、小田原駅近くに「新時代」をフランチャイズで開業。現在は計6店舗を運営している。
齋藤一郎副社長は「当初、ここまで急速に展開できるとは思わなかったです」と話す。
不動産事業の物件情報を出店に活用
店舗展開では、天幸物流が不動産事業で蓄積してきた物件情報を活用する。
出店候補地の選定に既存事業の情報を生かしながら店舗網を拡大する。2026年度は横浜市、川崎市を中心とした神奈川県内への出店を想定し、10店舗体制を目指す。
2026年度の飲食事業部の売上高は4億円を見込む。
若手人材を採用
飲食事業部は現在、正社員13人体制で運営する。今後は新卒採用などを通じ、若手人材の確保と育成を積極的に進める。
飲食店舗で顧客と直接接する経験を、新人・若手社員の研修にも生かし、本業との相乗効果につなげる考えだ。
天幸物流は店舗展開を続け、2~3年後には飲食事業部の売上高10億円規模を目指す。
企業情報
- 企業名
- 株式会社天幸物流
- HP
- https://www.tenko.co.jp/
- 住所
- 神奈川県厚木市酒井3162 マルイチビル5階




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