アルバイトから社長へ‥社員への変わらぬ経営者の目配せ サクセスが挑む組織づくり
株式会社サクセス

情報システムのインフラ基盤を支えるサクセス(東京都品川区)は、社員一人一人の適性に合わせた教育や業務分担、ワークライフバランスを重視した経営でIT技術者の育成と定着に取り組んでいる。社員59人のうち9割が技術者。サーバーやネットワークなど情報システムの構築・設計から運用・管理までを手掛け、社員が長く働ける環境づくりを進めている。
適性に合わせ育成、情報インフラ支える
サクセスは1987年設立。現在の社員数は59人で、このうち9割を技術者が占める。
事業は情報インフラの構築・設計が4割、運用・管理が6割。サーバーのハードウェアからネットワーク、セキュリティ、クラウドサービスまでを扱う。
顧客のほとんどが大手企業で、情報システムの運用や障害対応、老朽化したシステムのリプレース、データベース構築、クラウドへのシステム移行などを担当している。
海野恵理社長は「インフラ基盤の構築・運用は高度な知識と責任を求められる難しい仕事で、みな誇りを持って取り組んでいます」と話す。
アルバイトから2代目社長へ
海野社長は1998年、事務のアルバイトとしてサクセスに入社した。
その後、営業と技術を学び、創業社長からチームをまとめる力を認められ、2022年に2代目社長を引き継いだ。

社長就任後も社員とのこまめな会話を重視する。一人一人の適性を見ながら、それぞれに合わせた教育や業務分担を決めている。
夜間・休日対応は顧客と交渉
人材育成とともに重視しているのが、社員のワークライフバランスだ。
情報インフラの運用では障害対応などが発生するが、サクセスでは夜間や休日の緊急対応について通常業務とは別メニューにするよう顧客と交渉している。
社員育成の取り組みは、東京都の「東京しごとセンター」が認定する「花マル企業」にも認められた。
社員同士の交流も重視
社員同士の交流を図るため、社員旅行やイベントも実施している。
海野社長は「離職率が低く、社員の結束力が強い会社です。社員旅行も普通では経験できない良い宿と食事を楽しむコンセプトで、毎回家族も含めて高い参加率です」と話す。
専門性を持つ技術者が長く働けるよう、個々の適性に応じた育成と働き方の両面から組織づくりを進めている。
企業情報
- 企業名
- 株式会社サクセス
- HP
- https://www.success-1.co.jp/
- 住所
- 東京都品川区西五反田2-12-32丁目12番3号



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