米国発の経営者向けコーチングを中小企業に 1日集中で学ぶ理念
株式会社オプティ

経営者向けコーチングのオプティは、全社員に浸透させる経営理念を1日集中プログラムによって作成する支援サービスを始めた。世界中の中堅・中小企業約27万社が導入する米国発の経営のオペレーティングシステム「EOS」のエッセンスを抽出し、経営の土台となるビジョン、ミッション、バリュー作成に特化したカリキュラムにアレンジした。
「EOS」の要素の支援プログラム
EOSは「アントレプレナリアル・オペレーティング・システム」の略で、米国の起業家、ジーノ・ウィックマン氏によって開発された。
組織全体が共通の目標に向かって進むための明確なビジョン(ミッション、バリューを含む)を設定し、達成するための実践的なツールだという。中小企業向けに設計されたのも特徴だ。

オプティの久能克也社長は、中国・上海での起業経験があり、経営を通じてEOSの魅力や実践性を知り、帰国後は国内でも数少ないインプリメンター(公認コーチ)として中小企業サポートに当たっている。
ただ、コーチング経験を通じ、多くの中小企業は立派な経営理念を掲げているものの、社員に浸透していない実情を知ったという。そこで、課題を解決するためにEOSのエッセンスを用いた手法が使えないかと今回のプログラムを開発した。
中核の価値は「経営チーム」で
プログラムでは、まず「会社における憲法」(久能社長)に例えるコア・バリューを作成する。その際、これを全社員に浸透させるため、社長一人ではなくコアメンバーを入れた3〜7人ほどの「経営チーム」で決める。
そこでは互いの内面にある“共通の価値観”をあぶり出し、言葉にして複数のコア・バリューとしていく。その上でミッションやビジョンを定め、最終的にはワンマンではなく、会社を経営チームで回すための基盤をつくる。
トータルで5時間ほど。価格は20万円。業種は問わないが10~100人規模の企業に向くという。久能社長は「成長志向の会社にぜひ活用してほしいです」と話している。
(かながわ経済新聞2025年5月掲載)
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