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建物の外壁を太陽光パネルに 垂直面の設置技術、デザインも自在


睿田能源股份有限公司

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建物の外壁を太陽光パネルに 垂直面の設置技術、デザインも自在

台湾スタートアップ、睿田能源(Richten Energy、高雄市)は、建物の壁面に設置でき、色彩やデザインも施せる独自の太陽光パネル「彩繪立面光電(カラーソーラー)」を開発、国内外の建築一体型太陽光発電(BIPV)市場に本格参入した。

米国でも展開、日本進出も狙う

同パネルは建築物の外観デザインと調和しながら、断熱性能も向上させる技術として注目される。独自の塗装技術に加え、壁面への安全な設置を可能にする独自の固定具を開発したことで実現。デザイン層を施した後の発電効率は、一般的の太陽光パネル比で約75~80%を確保しているという。

米カンザス州と覚書を締結
米カンザス州と覚書を締結

2026年5月末には米国カンザス州副知事との間で、スマートネットゼロ建築とクリーンテクノロジーに関する協力意向書(MOU)を締結するなど、海外展開も加速させている。日本でも協業先を探している。

従来の太陽光発電は屋根や地上設置が主流で、都市部の外壁は発電対象外とされてきた。同社は独自の塗層技術により任意のパターンを印刷したパネルを、外壁やパーキングシェルターなど垂直面に設置できるようにした。塗装層には反射光を抑えた低反射設計を採用し、撥水・セルフクリーニング機能も付加することで、維持管理コストの削減が見込めるという。

撥水・クリーニング機能も付加
撥水・クリーニング機能も付加

薛煒立・執行長は「日本市場については特に強い関心を持っています。地方創生の文脈で弊社のパネルが生かせる場所が多くあると考えています」と話している。

(オンライン取材)

※台湾工業技術研究院(ITRI)との共同企画

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企業情報

企業名
睿田能源股份有限公司
HP
https://en.richten.com.tw/
住所
高雄市苓雅區新光路38號32樓之3B

執筆者紹介

千葉 龍太

千葉 龍太

代表/編集長

2000年、朝日ニュースターに入社し報道制作本部。2001年日刊工業新聞社入社、相模支局記者、本社編集局第一産業部記者、第二産業部記者を経て、神奈川新聞社に転職。整理部記者、経済部記者を経て、2013年に「かながわ経済新聞」を創業。現在に至る。文部科学省「市町村アカデミー」講師(プレスリリース書き方講座)、相模原商工会議所1号議員(工業部会)、22年度産業功労賞受賞、一般社団法人神奈川ニュービジネス協議会理事(前プロモーション委員長)、NPO法人・ベンチャー支援機構MINERVA理事。

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