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「土日稼働」で生産量2割増 需要増に対応、週休2日は維持


株式会社髙田金属塗装工業

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「土日稼働」で生産量2割増 需要増に対応、週休2日は維持

髙田金属塗装工業は、週休2日制を維持しながら土日稼働を開始した。得意とする大型部品の塗装や量産品の需要増に対応する。同業者の廃業が相次ぐ中、問い合わせが増えていることも背景だ。土日稼働により生産量が約2割向上すると見込んでいる。

量産品の作業を週末に

粉末塗料を静電気で付着させ、高温で焼き付ける「粉体塗装」と、有機溶剤を混ぜた塗料を使用する「溶剤塗装」という両方の塗装技術を持つのが特徴。物流基地で使用する大型エレベーター部品や、半導体製造装置の外装部品などの塗装を手掛けている。

コロナ禍以降、受注は増加傾向という。髙田敏弘専務は「都心部の塗装工場は住宅街に囲まれることが多く、拡張が難しくなっています。そのため、大型部品の塗装や量産に対応できない企業が増えています。後継者不足による廃業も影響し、当社への問い合わせが相次いでいます」と説明する。

こうしたニーズに対応するため、土日稼働を開始した。週末勤務を希望する社員は、平日2日間の休みを取得できる。

土日はマニュアルで対応可能な塗装に
土日はマニュアルで対応可能な塗装に

生産体制も見直した。平日は熟練技術が必要な作業に注力し、土日は管理者がいてマニュアルがあれば対応可能な塗装や量産品に集中する。

この仕組みにより、品質を維持しながら生産量を増やすことが可能となった。髙田専務は「納期も平均2割程度短縮できると思います」と話している。

(かながわ経済新聞2025年3月掲載)

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企業情報

企業名
株式会社髙田金属塗装工業
HP
https://takada-toso.net/
住所
神奈川県厚木市下川入205-1

執筆者紹介

千葉 龍太

千葉 龍太

代表/編集長

2000年、朝日ニュースターに入社し報道制作本部。2001年日刊工業新聞社入社、相模支局記者、本社編集局第一産業部記者、第二産業部記者を経て、神奈川新聞社に転職。整理部記者、経済部記者を経て、2013年に「かながわ経済新聞」を創業。現在に至る。文部科学省「市町村アカデミー」講師(プレスリリース書き方講座)、相模原商工会議所1号議員(工業部会)、22年度産業功労賞受賞、一般社団法人神奈川ニュービジネス協議会理事(前プロモーション委員長)、NPO法人・ベンチャー支援機構MINERVA理事。

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