脳疾患を眼球運動からAI判定 台湾発のゴーグル型診断支援機器
神經元科技股份有限公司

目の動きで脳の異常が分かる―。台湾の医療テックスタートアップ、ニューロビットテクノロジーズ(Neurobit Technologies:神經元科技)は、眼球運動をAIで解析し脳疾患の有無を判定するゴーグル型の診断支援機器「ニューロスウィフトプロ(NeuroSwiftPro+)」を開発、日本進出を視野に入れている。
検査時間を5分に迅速化
装着して約5分間、画面上の点や線を目で追うだけで検査が完了する。ゴーグル内蔵のカメラで眼球の動きや瞳孔の変化を撮影し、AIが脳の異常リスクを判定してレポートを自動生成する仕組み。

従来、前庭機能検査や眼球運動検査に45分~1時間かかっていたものが5分間の迅速スクリーニングで済む。病院のMRIによる精密検査を100%とすると、90%以上の正確さが出るという。

米食品医薬品局(FDA)など3つの国・地域で医療機器認証を取得済み。日本では医療用、スポーツ用、高齢者向けの3分野を見据え、医療機器の認証取得を進める一方、スポーツ選手の視覚トレーニングや高齢者の脳健康管理といった用途開拓も同時に進める方針だ。
「台湾も日本も超高齢社会です。脳の健康管理にこのシステムを役立てたいです」と楊鈞程CEOは話している。
(オンライン取材)
※台湾工業技術研究院(ITRI)との共同企画
企業情報
- 企業名
- 神經元科技股份有限公司
- HP
- https://www.neurobittech.com/
- 住所
- Taipei City, Zhongzheng District, Guanqian Rd, 49號10樓







