HUB CONNe
医療福祉・ヘルスケア相模原・厚木
#新技術・新開発#新規事業

数滴の採血でがんのリスク判定 半導体検査技術を応用


株式会社レナテック

FacebookxLINElinkedin
数滴の採血でがんのリスク判定 半導体検査技術を応用

レナテック(伊勢原市高森)は、わずか1回の採血(6cc)だけで、部位別のがんリスクを判別し、早期発見につなげる「メタロ・バランス検査(MB検査)」の普及を進める。同検査は、半導体製造分野で培った金属分析技術を医療分野に応用したもので、神奈川県立がんセンター、千葉県がんセンターとの共同研究で開発した。本社近くに分析センターを増設し、年間12万人分の検査ができるよう体制を整える。

被験者を4段階で判定

半導体関連製品や光触媒脱臭装置などを手掛けるベンチャー企業だが、数年前から医療分野に参入。経済産業省・戦略的基盤技術高度化支援事業(通称・サポイン)にも採択され、実用化を進めていた。

同検査は、半導体工場で金属汚染を調べるために使われる「誘導プラズマ質量分析装置」を利用。採血後、血中に含まれるナトリウムや鉄、亜鉛など、計17種類の微量元素濃度のバランスを計測する。この濃度のパターンが、がんの種類によって異なるという。

「私たちの身体には微量元素が含まれており、それをコントロールしています。しかし、がんになると濃度バランスが崩れてきます」と加藤桂社長は説明する。

同検査でリスクが分かるがんは、男女共通で5種類(胃がん・大腸がん・肺がん・すい臓がん・肝臓がん)。男性の場合は前立腺がん、女性は乳がん、子宮体がん、子宮頸がん、卵巣がんも分かる。

被験者に対し、それぞれのがんリスクを、低い順にA~Dの4段階で判定する。検査時間は1人6分。他のリスク検査と比べても、かなりの低コストでできるという。現在、1人1万5000円(税別)で提供しているが、「将来は1万円を切る価格を目指しています」(加藤社長)と話している。

同社は伊勢原の本社内に分析センターを1棟構えており、今後はもう1棟増やす。総投資額1億5000万円を投じ、検査装置も2台新規導入する計画だ。検査体制を拡充することで、全国の病院やクリニックなどに採用を働きかけ、今年度は5万人の検査を目指している。

FacebookxLINElinkedin

企業情報

企業名
株式会社レナテック
HP
https://www.renatech.net/
住所
神奈川県伊勢原市高森4-19-15

こちらの掲載企業と連絡を
取りたいなら

ぜひ、マッチングサービス(会員限定)を
ご利用ください!
かながわ経済新聞が窓口となり、
おつなぎいたします。
まずは、下記リンクからお気軽に
ご相談ください。

こちらの記事も読んでみる


産業動向の最新情報を知るなら

神奈川県の企業に取材した最新情報を
メールで配信!
記者が取材した「最新記事」を
メールでお届けします!

中小企業の協力・
協業マッチング受付中!

記者による圧倒的な取材力を活かした
企業マッチングサービス(会員企業限定)を
ぜひご利用ください。

「企業様の声」

成長には連携が欠かせない時代。HUB-CONNeは、多様な情報を通じて新たな機会を生み、相互に価値を高める連携を実現できるプラットフォームです。

株式会社TNPパートナーズ

代表取締役社長・呉 雅俊氏

HUB-CONNeは新たな出会いを生むプラットフォームだと感じています。地域企業の可能性を広げ、挑戦や共創を後押しする取り組みに期待しています。

株式会社タシロ

代表取締役社長・田城功揮氏

かながわ経済新聞の広いネットワークのメリットを享受でき、当社事業の顧客拡大や関連する技術、補助金情報などの機会を提供頂いています。

南開工業株式会社

代表取締役・中村仁氏

ピッチコンテストや勉強会を通じて他業種とのつながりが生まれ、新たな事業計画や協業へと発展しました。

株式会社シェノン

代表取締役・西條英之氏

かながわ経済新聞を通じて官公庁との関係構築などが実現し、業績とブランディングに大きな成果をもたらしました。

株式会社バイオクロマト

代表取締役・木下一真氏

記事掲載をきっかけに取引先の紹介や新たな出会いが生まれ、地域に根ざした媒体として高い価値を感じています。

株式会社スリーハイ

代表取締役・男澤誠氏

挑戦する企業の情報を手軽に得られるだけでなく、経営者の姿勢から学びや刺激を受けられる貴重な場です。

株式会社ミズキ

代表取締役・水木太一氏