HUB CONNe
医療福祉・ヘルスケア東京
#DX/デジタル化#新技術・新開発

野球選手の「半年以内のけが発症確率」算出 しゃもじの「Suportal」3000人超利用


株式会社しゃもじ

FacebookxLINElinkedin
野球選手の「半年以内のけが発症確率」算出 しゃもじの「Suportal」3000人超利用

野球関連ベンチャーのしゃもじ(東京都品川区)は、野球選手の「半年以内のけが発症確率」を算出し、コンディション管理やトレーニングに活用するサービス「Suportal(サポータル)」を展開している。専門スタッフが選手の身体の可動域などを測定し、約3万件の野球選手データなどを活用して数値化する。サービス開始から2年で、関東圏の高校球児を中心に利用者は3000人を超えた。

約3万件の選手データを活用

Suportalでは専門スタッフが野球チームを訪問し、選手の肩、肘、股関節の可動域を測定する。

約3万件の野球選手データを活用した独自システムに、測定結果や既往歴などを組み合わせ、「半年以内のけが発症確率」を算出する。システムは、筑波大学のスポーツ医学博士、石井壮郎氏が2011年に発表した研究論文を基盤としているという。

選手の可動域からけが発生率を測定
選手の可動域からけが発生率を測定

土井良記代表は「天気予報を見て傘を持って出かけるかどうかを判断するのと同様に、行動変容のきっかけを提供しています」と説明する。数値を選手や指導者に示すことで、コンディション管理やトレーニングを考える際の判断材料として活用している。

利用者の約7割が高校球児

利用者の約7割を高校球児が占め、関東圏を中心に展開している。

スタンダードプランは選手1人当たり月額3500円で、年4回の出張測定とトレーニングセッションを提供する。

「行動変容のきっかけを提供」
「行動変容のきっかけを提供」

同社によると、サービスを1年間継続したチームでは、けが発症確率として算出する予測数値が平均で10%改善したという。

土井代表は「1年継続したチームは平均的に予測数値が10%改善しています」と話す。

また、同社ではパフォーマンスが向上した事例もあるとしている。愛知県の高校生投手では、球速が時速130キロ台後半から152キロまで向上し、プロから注目される選手になったケースがあるという。

関連記事:コネクトマーケティング、学生と人事部の「就活フットサル」 素顔見せ合う混合チーム

遺伝子検査や投球動作分析にも展開

しゃもじは、野球に特化した遺伝子検査キットも手掛けており、約3000~4000人が利用している。

選手のけが予防に特化したサービス
選手のけが予防に特化したサービス

2026年には、投球動作を分析・数値化する新機材「yamato1.0(仮称)」のテスト版リリースを予定する。将来的にはメジャーリーグへの展開も視野に入れているという。

同社は2021年8月に設立した。土井代表自身も高校まで野球選手として活動していたが、けがもあって引退。その後、トレーナーとして活動する中で、選手のけがに着目し、予防に特化したサービスの開発に取り組んできた。

関連記事:10年後の体の変化を予測 GHG FIT BASEが提供するAI駆動型トレーニング

FacebookxLINElinkedin

企業情報

企業名
株式会社しゃもじ
HP
https://www.shamojiinc.com/
住所
東京都品川区南大井2-7-9

執筆者紹介

道添 元美

道添 元美

副編集長

日本女子大学卒業後、IT企業にて金融機関向けシステム開発に携わる。神奈川県の諮問機関「神奈川県中小・小規模企業活性化推進審議会」委員。横浜商工会議所女性会、相模原商工会議所女性会、横浜北工業会所属。2024年日本女子大・広岡浅子賞受賞(社会貢献部門)を受賞。大学院ジャーナリズム学修士課程在学中。

こちらの掲載企業と連絡を
取りたいなら

ぜひ、マッチングサービス(会員限定)を
ご利用ください!
かながわ経済新聞が窓口となり、
おつなぎいたします。
まずは、下記リンクからお気軽に
ご相談ください。

こちらの記事も読んでみる


産業動向の最新情報を知るなら

神奈川県の企業に取材した最新情報を
メールで配信!
記者が取材した「最新記事」を
メールでお届けします!

中小企業の協力・
協業マッチング受付中!

記者による圧倒的な取材力を活かした
企業マッチングサービス(会員企業限定)を
ぜひご利用ください。

「企業様の声」

成長には連携が欠かせない時代。HUB-CONNeは、多様な情報を通じて新たな機会を生み、相互に価値を高める連携を実現できるプラットフォームです。

株式会社TNPパートナーズ

代表取締役社長・呉 雅俊氏

HUB-CONNeは新たな出会いを生むプラットフォームだと感じています。地域企業の可能性を広げ、挑戦や共創を後押しする取り組みに期待しています。

株式会社タシロ

代表取締役社長・田城功揮氏

かながわ経済新聞の広いネットワークのメリットを享受でき、当社事業の顧客拡大や関連する技術、補助金情報などの機会を提供頂いています。

南開工業株式会社

代表取締役・中村仁氏

ピッチコンテストや勉強会を通じて他業種とのつながりが生まれ、新たな事業計画や協業へと発展しました。

株式会社シェノン

代表取締役・西條英之氏

かながわ経済新聞を通じて官公庁との関係構築などが実現し、業績とブランディングに大きな成果をもたらしました。

株式会社バイオクロマト

代表取締役・木下一真氏

記事掲載をきっかけに取引先の紹介や新たな出会いが生まれ、地域に根ざした媒体として高い価値を感じています。

株式会社スリーハイ

代表取締役・男澤誠氏

挑戦する企業の情報を手軽に得られるだけでなく、経営者の姿勢から学びや刺激を受けられる貴重な場です。

株式会社ミズキ

代表取締役・水木太一氏