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締結部品でEV市場参入 ファンモーターやパワステの用途


株式会社ミズキ

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締結部品でEV市場参入 ファンモーターやパワステの用途

締結部品製造、ミズキは、電気自動車(EV)の関連部品市場に参入する。自動運転化が進むEV車に組み込まれる集積回路(IC)を冷却するファンモーターや電動パワーステアリング用部品などに対し、同社が生産ノウハウを持っている特殊形状部品のニーズ拡大が見込めるため。量産に対応する設備や全量検査のための装置も新規導入。すでに出荷しており、数年後にはEV向け事業を売上高構成比率の10〜20%程度に高める。

既存技術生かし新分野を開拓

ねじやナットなど、計2000種類以上の締結部品を生産する企業。デジタルカメラとハードディスク駆動装置(HDD)、ヘッドランプなど自動車部品業界向けを主力とする。

数年前には自動車業界への拡販をにらみ、欧州など外資系自動車企業で要求される品質マネジメントシステム規格「IATF 16949」も認証取得した。

EV向けに量産体制を構築したのは、ローレット部品と、リードスクリュー(送りねじ)の量産ライン。

ローレット部品(ローレットシャフト)は、IC部分のファンモーターに必要な締結部品。締結部

品の側面に細かい凹凸や切り込みを入れる加工技術で、同社では直径数ミリの微小シャフト側面に0.2ミリ程度の溝を入れる。リードスクリューは、同じくEVのパワーステアリング部分に使用される。

すでに量産するための「転造機」と、リードスクリューのような頭のないネジの量産でも一点一点検査できる「選別機」を導入。ローレット部品とリードスクリューを月約60万本供給できる体制を整えた。

水木太一社長は「ハードディスクで培ってきたシャフト生産のノウハウがEVでも生かせました。電動車が普及すれば自動車部品は減る方向ですが、自動運転で使用されるセンサー類向けの締結部品などのニーズは見込めます」と説明。今後は締結部品のさらなる用途拡大を狙っていく。

(かながわ経済新聞2025年2月掲載)

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企業情報

企業名
株式会社ミズキ
HP
https://www.mizuki-corp.co.jp/
住所
神奈川県綾瀬市小園717-14

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