熊本・豪雨被災のイグサ農家を支援 佐藤畳店、現地産の畳表を「ござぶとん」に再生
佐藤畳店

佐藤畳店(相模原市南区)が、2025年夏に線状降水帯による豪雨で被災した熊本県産のイグサ畳表のアップサイクルに取り組んでいる。水損部分をカットした不ぞろいな畳表を取引先農家から譲り受け、同社が商標を持つ、イグサで作る座布団「ござぶとん」などに生まれ変わらせて販売。その収益を地元農家に還元することで、畳文化の保全にも貢献したい思いがある。
収益は地元農家に還元、畳文化を守る
2025年8月、畳表の一大産地でもある熊本・八代地域は、線状降水帯の発生による豪雨に見舞われた。イグサ原料の水没や製織機・乾燥設備への浸水、農家や問屋の床上浸水など、さまざまな被害が生じ、産地全体が大きな打撃を受けた。

そこで、佐藤畳店の佐藤洋一代表は、取引先の産地の農家に「捨てるなら譲ってほしい」と持ちかけ、水損箇所をカットして使用可能な部分を残した不ぞろいな畳表を譲り受けた。

佐藤代表は「織りの技術に優れた名士の畳表。技術を守る意味でも、適切に活用したいです」と話す。
今後は「ござぶとん」のほか、ベビーベッド用マットなど、さまざまな商品への展開も予定している。
企業情報
- 企業名
- 佐藤畳店
- HP
- https://goodjob-tatami.com/
- 住所
- 相模原市南区東林間1-6-3








