WILLTEXの熱中症対策ウェア、20万セット超の販売 特殊保冷剤を活用
株式会社WILLTEX

WILLTEX(ウィルテックス、横浜市中区)が、特殊低温保冷剤「アイスエナジー」を活用した熱中症対策ウェアの販売を伸ばしている。2025年上半期に20万セットを超え、売上高は計1億5000万円に達した。大手企業からの引き合いも相次ぎ、上田彩花社長は「需要に対して供給が追いつかない状態」と話す。
特殊保冷剤「アイスエナジー」を活用
「アイスエナジー」は、WILLTEXが提携するアトム技研(愛知県岩倉市)が開発した特殊保冷剤。成分は水と塩類のみで、ポリマーを含まず、液体の中で氷が循環する構造を採用している。
上田社長は「一般の保冷剤はジェル状で、溶けると冷たさを感じにくくなります。『アイスエナジー』では、最後まで冷たさが持続します」と特徴を説明する。
冷却効果の持続時間は、300グラムの標準サイズで2~4時間、1キログラムの大型タイプで8~10時間としている。
着用前の冷凍時間についても一般的な製品の半分程度としているほか、破損時の安全性にも配慮したという。
ファン付きウェアと保冷剤を組み合わせ
WILLTEXでは、アイスエナジーを熱中症対策ウェアに活用している。

上田社長は「ファン付きウェアだけでは、35度を超える環境下では熱風を取り込む危険性があります」と指摘する。
そこで、ファン付きウェアとアイスエナジーを組み合わせて使用することで、衣服内を冷やす仕組みを採用した。上田社長は「クーラーのような状態になります」と説明する。
企業の熱中症対策への関心も高まる中、大手企業からの引き合いが相次いでいるという。2025年上半期の販売実績は20万セットを超え、売上高は計1億5000万円となった。
上田社長は「需要に供給が追いつかない状態」と話している。
企業情報
- 企業名
- 株式会社WILLTEX
- HP
- https://www.willtex.co.jp/
- 住所
- 横浜市中区元町5-196 ルネサス元町4F








