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マストビー、登戸に「パーク&テーブル」 飲食チェーン出身社長が描くドミナント戦略


Park&Table のぼりと

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マストビー、登戸に「パーク&テーブル」 飲食チェーン出身社長が描くドミナント戦略

マストビー(川崎市多摩区)は、JR・小田急登戸駅近くでダイニング居酒屋「パーク&テーブル のぼりと」を運営している。生産者を訪ねて仕入れる地鶏や黒毛和牛を使ったメニューが自慢だ。飲食店チェーンでマーケティング本部長などを務めた戸口太陽社長が独立して立ち上げた。登戸を中心にしたドミナント戦略で、5年間で最大5店舗の展開を描く。

飲食業界20年以上、44歳で独立

戸口社長は飲食業界で20年以上の経験を持つ。人気居酒屋を約160店運営する会社では、チェーン「塚田農場」部門の責任者などを務めた。

2025年5月末に退社し、44歳で起業した。

生産者から食材を調達する前職での経験をさらに進め、「おいしいものを気持ちのいい接客で楽しく食べて、お客様に『これで5000円は安い』と思っていただける店」を目指したという。

店名には、公園のように地域の人が集まる「街の拠点」にしたいとの思いを込めた。

九州の生産者から一羽で仕入れ

食材は戸口社長自身が九州の生産者を訪ねて仕入れている。

看板メニューは地鶏ステーキと黒毛和牛ステーキ。地鶏は一羽丸ごとの状態で仕入れ、とりわさ、ユッケ、唐揚げなど複数のメニューに活用する。

魚や野菜も週替わりで仕入れ、旬に合わせたメニューを提供する。

昼はカフェレストラン、夜はダイニング居酒屋として営業。近隣の主婦層、仕事帰りの勤め人を、主なターゲットにしている。

登戸を中心に5年で最大5店舗を計画

事業計画では、登戸を中心に5年後までに最大5店舗を展開する。

戸口社長自身も店頭に立つ。アルバイト従業員の顔が分かり、利用客の声を直接拾える規模での運営を心がけているためだ。

戸口社長は「1店舗ではスタッフの給料を上げられないし、仕入れ先の生産者にも貢献できません。小規模でも数店舗で地域の市場を押さえるドミナント経営を目指します」と話す。

大規模なチェーン展開ではなく、登戸を中心とした複数店舗の運営によって、従業員や仕入れ先との関係を維持しながら事業を広げていく考えだ。

関連記事:旬の魚に多彩な地酒 夫婦が営む横浜・鶴見の小さな隠れ家「和バル呑まい」

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企業情報

企業名
Park&Table のぼりと
HP
https://parkandtablenoborito.owst.jp/
住所
川崎市多摩区登戸2540-1

執筆者紹介

奥田 耕士

奥田 耕士

編集委員

かながわ経済新聞編集委員、合同会社町工場総研(https://smallfactory.net/)代表。1987年日刊工業新聞社入社。編集局で各種業界の取材記者を担当後、南東京支局長、本社秘書部長、編集局中小企業部長を経て2012年退社。公益財団法人・大田区産業振興協会で中小企業の経営サポートを担当した。著書に『経済記者発広報部御中』『傳田信行 インテルがまだ小さかった頃』『進化する老舗「福助」再生物語』(いずれも日刊工業新聞社)など、共著に『下町ボブスレー 復活のゴール』(朝日新聞出版)がある。

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