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【身体拘束ゼロのその先へ】横浜病院、全病棟でユマニチュード(R)認証取得に向けて審査申請へ


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【身体拘束ゼロのその先へ】横浜病院、全病棟でユマニチュード(R)認証取得に向けて審査申請へ
医療法人社団元気会
令和8年度、介護医療院と医療療養病棟4病棟でブロンズ認証、認知症治療病棟でシルバー認証の取得を目指す




 医療法人社団元気会 横浜病院(所在地:横浜市緑区、理事長・院長:北島明佳)は、令和8年度、ユマニチュード(R)認証のさらなる取得に挑戦します。具体的には、介護医療院と医療療養病棟4病棟で新たにユマニチュード(R)ブロンズ認証の取得を目指します。また、一昨年ブロンズ認証を取得した認知症治療病棟では、次のステップとしてシルバー認証の取得を目指します。これにより、病院全体でユマニチュード(R)ケアの実践を深化させることで、質の高い医療、介護サービスを提供いたします。

身体拘束廃止を実現した横浜病院

 横浜病院では、「こわくなく くるしくなく さびしくなく 患者様の人生を最期まで輝かせる」ことを目指し、高齢者を対象に医療、介護を提供してまいりました。その歩みのなかで、私たちのケアの姿勢を大きく変える問いがありました。「なぜ身体拘束をしなければいけないのか」この問いは、当院に入職したばかりの新卒の介護職員が、日常的に行われていた身体拘束について、ふと投げかけた素朴な疑問でした。この問いをきっかけに、現場で当たり前になっていたケアを問い直し、「身体拘束ゼロ」に向けた取り組みを開始しました。この取り組みの中で、職員一人ひとりが患者様と向き合い、試行錯誤を続けました。それから4年後の平成28年、身体拘束ゼロを達成し、患者様が本来持つ力を最大限に引き出す風土が病院全体に根づいていきました。
 そして、身体拘束ゼロの先にある「その人らしさ」をさらに支えるため、平成28年よりフランス発のケア技法「ユマニチュード(R)」を導入しました。ユマニチュード(R)は、「見る・話す・触れる・立つ」という4つの柱を通して、患者様の尊厳を守るケアを実践する哲学です。(※1)
 当院では、ユマニチュード(R)の哲学を「患者様、職員、病院がお互いを尊重し、信頼し合い、当院に関わる全ての人のより良い人生を目指す」ことと解釈し、全職員がその実践に取り組んでいます。その中で、当院が提供するケアの質を客観的に評価し、継続的な改善をするための一つの方法としてユマニチュード(R)認証制度を活用しています。

出典:
※1 日本ユマニチュード学会, https://jhuma.org/


当院には2名のユマニチュード(R)認定インストラクターが在籍し、院内の研修や地域での講演活動を担う

「メイクアップしたい」という患者様の願いを叶えた行事では、患者様の「その人らしさ」が輝いた

認証取得に向けた準備

 認証取得に向けて院内で中心的な役割を担うのは、ユマニチュード(R)推進プロジェクト(以下、ユマニチュード(R)PJ)のメンバーです。ユマニチュード(R)認定インストラクター、認知症看護認定看護師のほか、病棟の看護師やケアキャスト、リハビリ職、事務職など、職種を横断したチームで構成されています。メンバーは、各病棟での推進役として、月2回のミーティングで現場の課題を共有し、解決にあたっています。また、ユマニチュード(R)実践者リーダー研修(※2)を受講した各病棟の実践者リーダーが、ユマニチュード(R)実践の手本となり病棟でのケアの質向上を支えています。

出典:
※2 IGM-Japon合同会社, ユマニチュード研修案内, https://humanitude.care/

職員が参加する元気会ユマニチュード実践研修
 さらに、院内の取り組みとして当院に在籍するユマニチュード(R)認定インストラクターによる研修を行っています。この研修は、当院に在籍する看護師、ケアキャスト、セラピストの常勤職員全員が受講します。内容は、ユマニチュード(R)の哲学と技術を学ぶ座学と、実際に患者様へのケアを行う実践を組み合わせたプログラムです。本プログラムの参加者はこの4日間で集中的にユマニチュード(R)を学び、患者様との関わりを改めて振り返っています。

ケアに入る前に打ち合わせをする研修参加者

患者様に触れ、目を見て、話すを実践する

 研修では、「お話しをされなかった患者様がお話しされるようになった」「ベッド上での生活がほとんどだった患者様が立位訓練に挑戦された」など、大きな変化が見られています。このような変化を目の当たりにした参加者からは、「大切なのは関わる時間の長さではなく、関わり方だと気づいた」「患者様と関係性を構築することの重要性に気づいた」といった声が上がり、ケアの本質に気づくきっかけとなっています。研修では、このように理論と実践を往復しながら、現場で活かせる知識と技術の獲得を目指しています。
 ユマニチュード(R)PJによる病院全体の仕組みづくりの推進、院内研修を通した哲学の理解および技術の習得を通して、次年度のブロンズ認証、シルバー認証の達成を目指します。そして、質の高いケアを病院全体で提供できる体制の構築を進めていきます。

院長のコメント


理事長・院長:北島明佳
 当院は、これまでも身体拘束ゼロへの挑戦や介護職員専門の教育部署である元気会アカデミーの設置など、ケアの質向上に長年取り組んでまいりました。高齢者や認知症患者様がさらに増えるこれからの医療において、治療の成果を支えるのは"ケアの力"であると考えています。ユマニチュード(R)の考え方と実践は、当院が大切にしてきた理念と深く共鳴するものです。創始者イヴ・ジネスト氏から直接学び、高い志を持って取り組む職員が、その力を現場で十分に発揮できるよう、体制づくりを進めてまいります。認証制度は通過点であり、ユマニチュード(R)を日々の現場に浸透させ、よりよいケアを追求し続けることが当院の目指す姿です。今後も地域と連携しながら質の高い医療、ケアの体制を築いてまいります。



病院概要

 横浜病院は、昭和56年の開院以来、高齢者を対象とした療養型病院として多くの患者様に寄り添い、質にこだわった医療、介護サービスを提供してきました。身体拘束ゼロ活動や認知症ケアのユマニチュード(R)の導入、認知症外来の開設、認知症初期集中支援事業の受託など、社会的ニーズに合わせた専門性の高いケアを実践しています。特に慢性期医療で重要な認知症ケア、摂食嚥下、褥瘡治療の3領域では日本トップレベルを目指しています。また、医療も介護も、全ては「人」こそが本質だと考え、人材育成への投資を惜しまず行っています。

病院名:医療法人社団元気会 横浜病院
所在地:神奈川県横浜市緑区寺山町729
理事長・院長:北島明佳
病床数: 326床【指定療養型医療施設】 医療療養病棟:220床 認知症治療病棟:50床【介護医療院】56床
病院ホームページはこちら http://genkikaiyokohama.jp/
公式Instagramはこちら https://www.instagram.com/genkikaiyokohama/

お問合せ先

医療法人社団元気会横浜病院 広報室  担当者:宗像
電話番号:045‐933‐1011(代表番号)
FAX:045-931-2702
メールアドレス:prgenkikai@genkikai.jp
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