3D計測機能を備えた工業用内視鏡 機械の内部を「見える化」
医電鼎衆股份有限公司

工業用内視鏡(ビデオスコープ)を手がけるMitcorp(ミットコープ、医電鼎衆)は、世界初というデュアルビュー3D計測機能付き内視鏡「X3000」を開発した。工業用内視鏡は、エンジンや配管など目の届かない機械の内部に細いカメラを差し込み、傷やさびを調べる装置。アクティブステレオビジョンで、傷の大きさや深さまで測れるという。日本市場の開拓を狙い、販売代理店や技術連携先を探している。
実物差5%以下、日本市場目指す
管の太さは直径6ミリ。細い管の先に、前を見るカメラと横を見るカメラ、3D計測の仕組みをすべて詰め込んだ。ボタン一つで「前」「横」「立体で測る」を切り替えられる。従来機は横の傷を測るたびに管を抜いてレンズを付け替え、差し込み直す必要があったという。

「一度引き抜くと、入れ直したときに問題の場所を見つけられないこともあります」と詹総経理は説明する。差し込んだまま作業でき、検査の時間と見落としを減らせる。
アクティブな立体像づくりも独自技術という。先端の小型プロジェクターで特殊な模様の光を当て、そのゆがみをカメラで読み取って形を再現する。実物との誤差は5%以下で、第三者機関の認証も得た。

用途は航空機のエンジンや船のタービン、製油所の配管検査から、地震で倒れた建物の捜索まで幅広い。すでに航空や鉄道、半導体、エネルギーなど各業種の大手や、海外の宇宙開発機関にも採用された。「X3000で、航空などより高度な検査に踏み込みたいです」(詹総経理)は話している。
(オンライン取材)
※台湾工業技術研究院(ITRI)との共同企画
企業情報
- 企業名
- 医電鼎衆股份有限公司
- HP
- https://www.mitcorp.com.tw/
- 住所
- 桃園市龜山區文化一路75號2樓




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