ゲーム感覚で健康管理を AIを活用した台湾発のプラットフォーム「Walkii」
若林創意股份有限公司(Walkii)

台湾でも企業は従業員の健康維持に義務を負う。台湾のスタートアップ、若林創意(Walkii、台北市)はAIを活用した従業員の健康管理プラットフォーム「Walkii」を開発した。ゲーム感覚を取り入れて自発的な健康管理への動機づけを利用者に促し、健康経営に関する需要に対応する。
利用者の行動データを分析して提案
外食の多い食文化やデスクワークの拡大を背景に、台湾でも高血圧や心疾患につながる肥満に対する懸念は強い。台湾の「職業安全衛生法」は、従業員の健康診断をはじめとする健康維持を義務化している。
それでも近年では就業年齢層の慢性疾患が若年化しており、生活習慣の改善は社会的課題となっている。

「Walkii」は企業の人事部門やESG部門などが対象。運動記録や食事の記録、ストレス解消などの機能をモジュール化し、利用者個人の行動データを分析して年代・業界に合わせたプランを提案する一方、会社側に対しても従業員の健康リスクを追跡できるよう支援する。
現在は中国語・英語での表示だが、日本語と韓国語のバージョンも開発中だ。

ゲーム化の仕組みとAIを活用し、ユーザーが楽しみながら健康管理に取り組めるようにした。ゲーム上で各地でミッションをクリアしながら歩く、すごろく形式の「台湾一周チャレンジ」の人気が高い。
葉大為代表は、台湾のサイエンスパークのエンジニア出身。多くの同業者たちが、仕事で健康を害して職を離れる姿を目の当たりにしてきた。
「楽しく健康管理ができる技術で、社会を変えたい」との思いで起業。今後は、パーソナライズ機能を進めたSaaSへ進化させ、「栄養士や理学療法士などの専門家と連携したエコシステムを築きたい」と話している。
企業情報
- 企業名
- 若林創意股份有限公司(Walkii)
- HP
- https://www.walkii-health.com/
- 住所
- 台北市中正區市民大道三段二號10樓







