美容師の悩み、手荒れ・アレルギーの対策を ZEROSEVEN、ニトリル手袋を供給
株式会社ZEROSEVEN

ゼロセブン(ZEROSEVEN、東京都大田区)は、美容室向けのニトリル手袋「ニトリルブラックプロロング」を輸入販売している。ヘアカラー作業による手荒れや天然ゴムアレルギーに悩む美容師らの利用を想定し、日本の美容業界向けに独自デザインを採用した。美容業界での普及を進めるとともに、食品や精密機械の加工などへの市場開拓も進める。
天然ゴム手袋のアレルギー防ぐ
美容業界では、伸びの良い天然ゴム系の手袋を使用する店舗が多い。一方、合成ゴム系のニトリル手袋はアレルギーが少なく、海外製の低価格品も流通している。ただ、世界共通の型で大量生産され、フィット感の良くない製品も多いという。
そこでZEROSEVENは、日本の美容業界向けに独自デザインしたニトリル手袋をインドネシアで製造し、輸入販売することにした。

商品名は「ニトリルブラックプロロング」。東洋人の手に合う金型を使用。素手に近い感覚を残しながら破れにくい厚みとし、指先には滑り止めのエンボス加工を施した。
色は黒。サイズはSS、S、M、Lの4種類をそろえる。長さは28センチで、手首の先までカバーする。
価格は50枚入り1200円。使い捨てで利用できる価格帯での普及を目指す。国内大手メーカーが販売する高品質な合成ゴム手袋の半値程度に設定したとしている。
理美容専門学校にも無償提供
ZEROSEVENが目指すのは、商品の販売だけではなく、美容業界でニトリル手袋を普及させることだ。
吉田令奈社長は「夢を持って美容師になった若者が、天然ゴムアレルギーのために退職するケースをなくしたいです」と話す。

用品卸と共同で、理美容の専門学校にニトリル手袋を無償提供する活動も始めた。学生に実習で使用してもらい、ニトリル手袋に触れる機会をつくる。
食品・製造業向けにも市場開拓
美容業界以外への展開も進める。手袋を着用して繊細な作業を行う用途がほかの業界にもあるとみて、食品業界や製造業向けにも売り込む。
同社は2024年11月、資本金100万円で設立したベンチャー企業。2025年6月に「ニトリルブラックプロロング」の販売を開始し、設立2年目の黒字転換を目指している。
製造を担うインドネシア企業は、20年前から日本のホームセンター向けに手袋を輸出している。今回のZEROSEVENとの協業は、日本市場で新たな用途の開拓を進める動きとなる。
企業情報
- 企業名
- 株式会社ZEROSEVEN
- HP
- https://www.zseven.jp/
- 住所
- 東京都大田区大森西7-9-7







