温湿度センサーを無線化 空調・環境試験向けから新たな需要開拓
相互電機株式会社

相互電機は、同社で製造販売する温湿度センサーなどの無線化に乗り出す。空調設備や環境試験装置、気象観測用途で広く使われている同社製品は、これまでは有線式が中心だったが、無線式を加えることで、設置の自由度向上による提案力の強化や、顧客の人手不足対応につなげる。数年後をめどに、順次ラインアップを拡充していく。
顧客の人手不足に対応
温湿度センサーをはじめ、露点センサー、二酸化炭素濃度センサーなどを幅広く製造・販売する企業。型式数は1万種類以上に及び、国内屈指の品ぞろえを誇る。
アナログ計測に強みを持ち、例えば温度センサーでは、0.1度単位(計測範囲0〜100度)という高精度での計測を可能にする。

同社製品は、ビル全体を一括管理する中央制御方式の空調設備を備えた建物のほか、ショッピングモール、劇場、学校などで採用。国立競技場や東京ドームなどの有名施設でも使われている。「種類の豊富さに加え、1個からでも受注生産できる柔軟な対応力が、当社の最大の武器です」と荻野伸夫社長は語る。
特に屋外用温湿度検出器は、現代版「百葉箱」として注目され、累計数百台以上を販売。逆さ皿状フィルターを採用し、雨水を防ぎながら通風性を確保。正確な外気測定を可能にした。

そんな同社が進めるのは、センサーの無線化。従来は電源供給が止まるリスクが低い有線式センサーが中心のため、温湿度などの確認は設置場所まで人が出向く必要があった。しかし、人手不足対応や設置場所の幅が広がる無線式を投入することで、センサー製品のさらなる需要を発掘していく。
企業情報
- 企業名
- 相互電機株式会社
- HP
- https://www.sohgo-denki.co.jp/
- 住所
- 横浜市都筑区佐江戸町186







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