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川崎の都市型農業に挑む若手後継者 管理すれば利益は出る


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川崎の都市型農業に挑む若手後継者 管理すれば利益は出る

川崎市高津区の藤田農園で、38歳の藤田利哉さんが都市型農業の経営に挑戦している。2024年まで勤めていたJAを退職して父・利継さんから農作業を学びながら、自動販売機での野菜販売や地域の飲食店への納入契約といった販路開拓にも取り組む。「採れたての新鮮野菜のおいしさを多くの人に知ってもらいたいです」(藤田さん)と話している。

新鮮野菜を自販機で直販

藤田家は高津で代々農業を営む。宅地化が進んだ現在も小高い丘の上に4000平方メートルほどの農地を持ち、季節ごとに約20種類の作物を収穫する。冬はカブ、白菜、大根、夏はトマト、キュウリ、枝豆、オクラ...。季節の代表的な野菜を露地栽培している。

また、1棟だけあるハウスではレタスやサニーレタス、ホウレンソウ、春菊などを栽培。「バターナッツカボチャ」といった近年人気の野菜にも挑戦している。

収穫した野菜は、自宅前の自動販売機で地域の住民に直接販売する。ひっきりなしに訪れるご近所の人々から「春菊はないの?」と聞かれたり、逆に「バターナッツカボチャはどんな料理に使います?」と質問してみたり、交流しながら野菜を補充している。

手頃な価格でその日に採れた新鮮な野菜が手に入るとあって、一度味わった人のほとんどがリピート客になるという。

現在、注力するのは、地域飲食店への販路開拓。多品種少量栽培の農作物を生かしてくれるお店とのコラボを目指す。また、武蔵小杉でセレクトショップのような青果店を営む「中三青果店」の経営者は親戚で、同店を通した販路開拓も広げる。

都市型農業は父が社長を務める久藤(高津区久末)の会社で経営するものの、藤田さんは年間を通して1日2回畑に通い、ほんの短い農閑期以外は休みなし。わずかな空き時間で経営戦略を練る。

「川崎では農業の後継者が減っています。栽培の回転率を上げ、作物ごとに収益を管理し、きちんと利益が出ることを示したいです」と意気込んでいる。

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